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自画像・青鳥
人の手で描かれた歪な線で外を覆われ、
生物とは機械的で有ってはいけないことを示しているが、
その中には全くの淀みもなく塗られた色と、
コンピューターで処理された、完全な円で作られた目があり、
他人にとって自身の信念は必要なく、
社会の認める「善人」であれば良いと言う現代の世界について疑問を呈している。

ツナ缶
工場の機械で他と一寸の違いもなく生み出され、
笑顔を浮かべ、純粋な目で同じ方向を向いていなければいけない
この社会に、己の自己性、自主性の大切さを訴えかけている。
また、直接描かれてはいないが
他より劣って生まれてきてしまったモノは捨てられ、
他の者から見下されて過ごさなければいけない現状は、
どうあがこうと変えられない、人間含めた生物の弱さを悲しんでいる。

※あくまでサイト管理者の感想です。
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